鶴竜 西野ジャパンを絶賛 セネガル戦の前プレ回避も解説

2018年06月26日 19:29

相撲

鶴竜 西野ジャパンを絶賛 セネガル戦の前プレ回避も解説
河村たかし名古屋市長を豪快に投げる鶴竜 Photo By スポニチ
 横綱・鶴竜(32=井筒部屋)が愛知県の大村知事、名古屋市の河村市長を表敬訪問し、名古屋場所での3連覇へ意欲を見せた。大村知事からは「アツい名古屋で優勝争いを引っ張って」と熱烈エール。河村市長にも「明るい感じがします。朗らかに見える」と風格を称賛された。
 鶴竜は「苦しかった中で成長できている。やり続けていることをいつも通りに。初日、2日目とやっていきたい」と話し、冷静な口ぶりの中にも積み上げた自信が垣間見えた。両氏とは相撲を取る一幕も。「10センチくらい動くと思ったけど全然動かんな」と河村市長をうならせた。

 角界屈指のスポーツ通の顔も見せた。サッカーW杯でH組首位に立つ日本代表にも触れ「チームとして一致団結してコミュニケーションが取れている。“成長”ではなく、みんないつも通りの力を大舞台でも出していると思う」と刺激を受けた様子。「プロじゃないから」と前置きした上で、ボランチの長谷部が最終ラインに落ち、吉田、昌子と3バックで相手のプレスを回避したセネガル戦の戦術にも言及した。

 優勝候補にはベルギーを推した。「中盤、前線は文句なしでしょう。最終ラインさえ良くなれば」と初優勝に期待を込め、「もう稽古が始まっているから。寝不足にはならないようにね」と笑った。

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