【玉ノ井親方 視点】朝乃山、本来の力出る四つ身で安定

2018年07月17日 09:40

相撲

【玉ノ井親方 視点】朝乃山、本来の力出る四つ身で安定
朝乃山が押し出しで石浦を破る Photo By 共同
 【大相撲名古屋場所9日目 ( 2018年7月16日    ドルフィンズアリーナ )】 平幕の朝乃山が1敗を守った。石浦戦は攻めが速かった。まわしにこだわらず、どんどん前に出たのが良かった。相手にほとんど何もさせず、そのまま押し出し。元々四つ身になれば力が出るタイプ。先場所までは右四つの形にこだわり、中に入られてピンチになるケースもあった。今場所はそういうことがない。一度、前に出てから四つ身になっているので、相撲に安定感がある。
 1敗で並んでいた同じ平幕の遠藤は豊山に敗れた。組んでくる相手には粘り強い相撲を取れるけど、突き放してきたり、押してくる相手には思うような相撲を取らせてもらえない。豊山戦も突っ張って応戦していたけれど、本来の取り口ではないため押し切られてしまった。立ち合いの鋭さがまだまだ足りない。その辺りが課題だろうね。(元大関・栃東)

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