プロゴルファー川村昌弘が教えてくれた“ジャカルタの華”を実感
2018年08月19日 13:18
スポーツ
「渋滞がすごいでしょ?奇数偶数制度というのがあるんですよ」
との答えが返ってきた。
確かに、ホテルからメディアセンターに行くまでにさっそく洗礼を浴びた。片側4車線の道。そこに、車が5台横に並んでいるようなぎゅうぎゅう詰め状態だった。そりゃ、なかなか動きません。
それはそうと、「奇数偶数制度」は耳慣れない言葉だった。主要道路に来る車の数を制限する政策で、偶数日はナンバープレートの末尾が偶数の車、奇数日は奇数の車が通行できるというもの。川村プロもこれを頭に置いて、コースまで移動していたそうだ。
アジア大会中は「奇数偶数制度」の適用時間を拡大して、渋滞の緩和を図っている。選手の輸送を円滑にする狙いもある。江戸の華が火事とけんかなら、ジャカルタの華は交通渋滞。選手の華のあるプレーを追いつつ、こちらの華にはぐっとこらえて過ごしたい。(倉世古 洋平)
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