アーチェリー女子が2大会連続銅!格上に逆転勝ち、2年後へ弾み

2018年08月27日 12:45

アーチェリー

アーチェリー女子が2大会連続銅!格上に逆転勝ち、2年後へ弾み
女子リカーブ団体3位決定戦で中国に勝利し、ポーズをとる(左から)川中、加藤、杉本 Photo By 共同
 【アジア大会・アーチェリー ( 2018年8月27日 )】 ミキハウス3人娘が表彰台に上がった。ジャカルタ・アジア大会のアーチェリー女子リカーブ団体3位決定戦が27日にあり、日本は前回準Vの中国に6―2で勝ち、2大会連続の銅メダルを決めた。
 第1セットの2射目に加藤綾乃(25=ミキハウス)が6点のミス。このセットを落としたが、「1セット目で力みがあって大きく外した。いつも通りすれば修正できると思った」と冷静に立て直した。前回銅メンバーのエース川中香緒里(27=ミキハウス)も「切り替えて次に向けていたのが見て分かった。それが良かったと思う」と後輩を称えた。

 世界ランキングは日本が9位で相手が7位。加藤の復調もあって、格上に対して、2セット目から3セット連取して逆転勝ちした。

 今季急成長の杉本智美(23=ミキハウス)はチーム1の得点を叩きだす活躍を見せた。3人とも近大からミキハウスへ。大学時代から変わらず、練習拠点を近大に置いて汗を流している。学年は違うものの、この5年間は毎日のように顔を合わせており、「寝る以外はほとんど一緒にいる」という仲だ。

 2年後の東京五輪でメダルを獲得するためには、「安定して高得点を出さないといけない。競技力を高めないといけない」と田中伸周監督(52)は気を引き締めるものの、弾みを付けたのは間違いない。

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