山県 9秒997で銅!記録は「10秒00」も自己ベスト更新
2018年08月27日 05:30
陸上
「スタートは良かったですし、全体もおおむね良かったです」
準決勝は10秒10。アジア記録9秒91を持つ蘇炳添らを抑えて堂々のトップ通過を果たした。決勝は得意のスタートと、スムーズな加速でスピードに乗った。9秒台の期待が高まる好走を見せたが、蘇はさらにその上を行った。「正直悔しいですよ。スタートしてから蘇選手と少し差を感じた」と脱帽した。
今季から常に20年東京を意識して行動していた。7月の欧州遠征はまさに東京の予行演習。山県の同行者はマネジャー1人だった。普段なら仲田健トレーナーも帯同しているが、総合大会はIDの関係でスタッフ数も制約を受けることを想定したものだ。脚の違和感で遠征を離脱したが「こういう遠征で何が必要なんだろうというのも見えてきた」。競技以外でも視線は常に20年を見据えている。
決勝では蘇を倒す目標はかなわなかったが、まだチャンスは巡ってくる。「(蘇とは)意外と近いなと思った。タイムも9秒出るかなと。けど…あとちょっとかな」。ライバルを倒すのは、アジア大会より大きな舞台がいい。20年東京五輪の決勝の舞台こそ、ふさわしい。
▼小数点以下3位切り上げ 陸上トラック競技の記録は100分の1秒単位だが、実際は1000分の1秒まで計測され、小数点以下3位は切り上げとなる。男子100メートル決勝で3位の山県と2位のT・オグノデ(カタール)はともに10秒00だったが、参考に発表されたタイムはT・オグノデが9秒995、山県は9秒997だった。山県はあと0秒007速ければ9秒990となり、9秒台が出たことになる。
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