プロ引退の町田樹さん ジャパン・オープンで「そこに音楽がある限り」披露

2018年10月06日 14:07

フィギュアスケート

プロ引退の町田樹さん ジャパン・オープンで「そこに音楽がある限り」披露
<ジャパンオープン2018>ゲストスケーターとして登場した町田樹(撮影・長久保豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・ジャパン・オープン ( 2018年10月6日    さいたまスーパーアリーナ )】 日本、北米、欧州の3地域対抗戦として各チーム男女2人ずつのフリーで争われる中、この日でプロスケーターを引退する町田樹さんがゲストスケーターで出演し、一期一会の新作「そこに音楽がある限り」を披露した。自らを照らすスポットライトを浴びながら、2部構成の作品を舞い、大歓声を浴びた。
 町田さんは14年のソチ五輪5位、世界選手権で銀メダルに輝き、同年の全日本選手権を最後に競技活動を引退。17年にプロスケーターとして復帰したが、今年6月に早大大学院での学業に専念するため10月6日でのプロ引退を表明していた。

 7月には取材に応じ、「私の目標は大学教員として、研究活動を続けていくことですので、10月以降はその夢に向かって、一歩一歩頑張って進んでいきたいと思っております。パフォーマーとしては完全に引退します」とあらためて宣言。「大学院生として将来的には研究者としてフィギュアスケート界に貢献できることが必ずやあると信じていますし、そういう人材になれるように頑張っていきます」と話していた。

 町田さんは午後6時半開演のアイスショー「カーニバル・オン・アイス」で引退作品「人間の条件」を滑る予定。見る者に色あせない記憶を刻み、“氷上の哲学者”がリンクに別れを告げる。

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