錦織“未知の敵”176位マイシュジャクを警戒 初戦からギア上げる

2019年01月12日 14:35

テニス

錦織“未知の敵”176位マイシュジャクを警戒 初戦からギア上げる
会見で質問に答える錦織(AP) Photo By AP
 14日に開幕するテニスの全豪オープンの男子シングルスに出場する第8シードの錦織圭(29=日清食品)が12日、メルボルン市内で会見に臨み、1回戦の相手となるカミル・マイシュジャク(22=ポーランド)を警戒した。
 予選から勝ち上がった世界ランキング176位の格下だが「対戦したことがないので、よく知らない。この前のフレンチの1回戦であまり知らない選手だけど、メチャメチャ打ってくる強い選手とやったこともある。油断はできない」と表情を引き締めた。

 17年全仏オープンでは1回戦で公傷明けでランク外のタナシ・コッキナキス(22=オーストラリア)の強烈なサーブに苦戦。第1セットを落とす厳しい展開から逆転勝利を収めたが、足元をすくわれかねない一戦だった。

 この日は第16シードのミロシュ・ラオニッチ(28=カナダ)と公式練習を行い、サーブの感覚などを入念に確認。先週のブリスベン国際では2年11カ月ぶりにツアー大会で優勝を果たした。上昇曲線を描いている今だからこそ、17年全仏の教訓を生かして初戦からギアを上げていく。

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