大坂、QB練習でGS連覇へ 動作に共通点 リフレッシュ効果も

2019年01月14日 05:30

テニス

大坂、QB練習でGS連覇へ 動作に共通点 リフレッシュ効果も
大坂なおみ Photo By スポニチ
 14日に開幕するテニスの全豪オープンで女子シングルスに出場する第4シードの大坂なおみ(21=日清食品)が13日、決戦の舞台となるメルボルン・パークで練習を行った。上半身裸で気合十分のバイン・コーチとラリーやサーブを確認する合間を縫って、アメリカンフットボールのだ円形の球を投げるメニューを消化。昨年の全米に続く4大大会連覇に向けて、ユニークなトレーニングを取り入れた。
 キャッチボールの相手を務めたシラー・ストレングス&コンディショニングコーチは「アメフットのボールを投げる動作はサーブと似ている。スピンをかける感覚も近い。楽しくできるので、精神面の効果も期待できる」と説明した。時間は5分にも満たなかったが、コートの両端に立った2人の右腕からスピンの利いた正確な軌道が何度も描かれた。

 この日は大坂の取材対応はなし。会場内を移動して別コートで行った後半の練習は急きょ非公開となった。世界ランキング86位のマグダ・リネッテ(26=ポーランド)との1回戦は15日夜。決戦ムードが高まる中、武器である高速サーブの感覚を研ぎ澄まして、精神的にもリラックスできる一挙両得のメニューだった。

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