清宮克幸氏 監督業からの引退明言「十分やった。もうないです」

2019年01月29日 15:20

ラグビー

清宮克幸氏 監督業からの引退明言「十分やった。もうないです」
2002年の関西社会人Aリーグ優勝時の写真を手に思いを語る清宮監督 Photo By スポニチ
 ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機監督を今季まで8シーズン務めて退任した清宮克幸氏(51)が29日、東京都内で退任会見に臨み、監督業からの引退を明言した。
 冒頭で「本当に長きにわたってラグビー界を盛り上げようと活動していた。私にとっては皆様(メディア)は同志。監督の清宮は今日をもって終わりになりますが、今後も盛り上げるために一緒に行動したい」とあいさつ。今後はヤマハ発動機のアドバイザーを務めながら、静岡県のエコパスタジアムを拠点に立ち上げた一般社団法人「アザレア・スポーツクラブ」で、女性と子ども向けのスポーツクラブを展開する。

 2001年度に早大監督に就任以降、サントリー、ヤマハ発動機と通算17シーズン監督を務めた手腕は高く評価されている。仮に他チームから監督就任のオファーが届いた場合については「僕は十分(やった)。もうないですね」と断言。今年W杯を迎える日本代表もジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチとの契約期間が今年いっぱいで満了するが、「時は逸したと思ってます」と語り、自ら次期代表ヘッドコーチに立候補する意志がないことを示した。

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