輪夢 攻めて2位 日本男子初の表彰台「信じられない」
2019年04月22日 05:30
自転車
連覇が懸かった昨年の全日本選手権で3位。「BMXをやっていて、あれが一番つらかった。あれに比べたら、ちょっとくらいミスってもマシだなと思える」。悔しい敗戦でメンタルは強くなった。決勝のランの前も大勢の観衆に「めっちゃ緊張した」と振り返ったが、本番ではノーミスのランをそろえた。
今大会から20年東京五輪の出場権争いが本格化するが、日本には開催国枠があるため、第一人者の中村の出場は有力。「一番大きい目標はそこ(東京五輪)なので、もっともっと練習していきたい」。車輪の部品「リム」から名付けられた17歳が、五輪の夢を追う。
◆中村 輪夢(なかむら・りむ)2002年(平14)2月9日、京都府出身の17歳。父の影響で3歳からBMXを始める。中学生でプロに転向し、17年11月の世界選手権では最年少で決勝に進出して7位。1メートル65、55キロ。
≪大池、表彰台逃すも納得≫岡山を拠点に活動する大池が隣県の広島で躍動した。1本目のランでハンドルから両手を離す「ノーハンド」や後方宙返りの「バックフリップ」などを決めて81・75点をマーク。「表彰台に上がれなかったのは悔しいけど、納得のランをできた」。強豪との差は技の難度で「自分は最底辺」と認める。昨年5月にW杯で日本人初優勝を飾った22歳は高難度の技に取り組み五輪へ進撃する。
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