サブカル・ランナー塩尻「銅」日本勢メダル1号 20年東京へ第一関門を飛び越えた
2019年04月23日 05:30
陸上
順大のエースとして今年の箱根駅伝では2区で10人抜きを演じるなど、日本を代表する実力者だが意外にも陸上以外のスポーツは苦手というインドア派。趣味は自他ともに認めるサブカルチャーだ。陸上競技という自己管理が大切なスポーツにあっても、睡眠時間を削りながらサブカルに没頭する。学生時代にはとりだめたアニメを倍速再生で“消化”しながらタブレットでソーシャルゲームをする離れ業を披露するなど、下級生からは競技とは違う意味でも恐れられる存在だった。
オリンピアンと大学駅伝エースという肩書を引っ提げて、4月から社会人としての生活をスタートさせた。目標は「新しい元号に名前を残すような選手」とぶち上げたが、メダル獲得者への社内報奨制度については「入ったばかりなので、まだ分かりません」と1年生らしい初々しさもあわせ持つ。
順大時代に出場した16年リオ五輪では予選敗退。世界との差を見せつけられたが「世界の舞台をより意識するようになった」と五輪への思いはますます燃え上がっている。
◆塩尻 和也(しおじり・かずや)1996年(平8)11月8日生まれ、群馬県伊勢崎市出身の22歳。陸上部がなかった中学時代はソフトテニス部に所属していた。普段はインドア派。箱根駅伝は4年連続で2区。4年時には10人抜きの快走で日本人最高タイムも更新した。リオ五輪では3000メートル障害に出場し予選落ち。自己ベストは3000メートル障害が8分29秒14、1万メートルが27分47秒87。1メートル70、54キロ。
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