ラプターズがファイナル初制覇に王手 敵地で連勝 ウォリアーズは崖っ縁
2019年06月08日 17:14
バスケット
第5戦はトロントで10日(日本時間11日)にティップオフ。NBAの優勝チームがリーグ創設73シーズン目で初めて米国以外の場所で誕生する可能性が出てきており、今季のファイナルは“歴史的”な展開となってきた。主力ガードのカイル・ラウリー(33)は「彼ら(ウォリアーズ)はディフェンディング・チャンピオン。簡単に決着することができないのはわかっているからしっかり準備したい」と気持ちを引き締めていたが、ウォリアーズに対してはレギュラーシーズンを含めて今季5勝1敗。ホームでは最終第7戦(16日)を含めてあと2試合残されているが、第5戦で一気に勝負を決めたいところだろう。
一方、5年連続でファイナルに駒を進めてきたウォリアーズはついに崖っ縁に追い込まれた。第2戦で太腿を痛めたクレイ・トンプソン(29)が2試合ぶりに出場して6本の3点シュートなどでチーム最多の28得点、肋骨を負傷した控えセンターのケボン・ルーニー(23)も復帰して10得点と6リバウンドを稼いだが、後半ではリズムを失ってしまった。
第3戦でプレーオフ自己最多の47得点をマークしたステフィン・カリー(31)は27得点と6アシストを記録したが、3点シュートの成功は9本中2本。試合開始から連続5本を失敗するなどシュートの精度を欠いた試合となった。カリーは「気分は良くないがまだ終わったわけではない。どちらのチームもまだ同じ立場。一気に流れが変わることもある」と語ったが、敵地で巻き返すには5月8日以来、戦列を離れているケビン・デュラント(30)の復帰は不可欠。ふくらはぎを痛めて大舞台にまだ登場していないもう1人の大黒柱の動向が注目されるところだ。
なおNBAのプレーオフで1勝3敗からシリーズを逆転したケースは過去11回あるが、ファイナルでは2016年のキャバリアーズの1回のみ。その時の対戦相手はウォリアーズで、今度は逆の立場で“奇跡の逆転”を目指すことになった。
おすすめテーマ
2019年06月08日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
宇野昌磨 ザギトワら指導のトゥトベリーゼ・コーチのサマーキャンプに参加へ
-
大けが乗り越え…心身充実の主将が引っ張るNTTドコモが“面白い”
-
ナダル 12度目Vに王手!フェデラーと39度目の激突
-
19歳ボンドロウソバ 12年ぶり10代で決勝
-
吉本ここね びっくり首位!リーダーボード見て「えっ…」
-
日向子2位発進「もっと稼がないと。トップ5に入れたら」
-
英莉花 44位出遅れも反撃誓う「期待に応えたい」
-
青木ノーボギー4位 自身2勝目へ「かなり思い入れがある」
-
タニガワ“凱旋”首位発進 2年ぶり日本開催 生まれ故郷で躍動
-
長谷川ブービー発進 大崩れも緊張感「メチャ幸せ」
-
今平、三重苦乗り越え暫定3位 魔の3日目「丁寧に」
-
堀川、後半失速も暫定首位キープ「しっかりと休んで明日の朝また」
-
松山、ガルシアと同組 13日開幕全米OP
-
さくら、藍以来V狙う「一日爆発できれば」
-
空手・女子形 清水が決勝進出 大会最終日9日決戦
-
石川 1年ぶり代表戦28得点!アルゼンチンにストレート勝ち
-
バレー女子代表帰国 エース石井「役割果たせた」
-
男子走り高跳び 戸部、低調11位「もったいない」
-
男子飛び込み 玉井7位通過 国際大会デビュー戦
-
アーチェリー 男子・上山、女子・重定ら東京パラ切符
-
小池、サニブラウンから刺激 苦手な100メートル「慣れたい」
-
川内「湿度凄かった」入念現地視察、鍵を握る「給水」
-
朝乃山 18日母校凱旋パレード 近大マグロ贈呈
-
男子は広沢、女子は郡山が優勝 全国高校ゴルフ東北大会
-
栗林、雨天何のマッチングV「ショートゲームを磨きたい」