錦織と一問一答「反省点ない」「ここならではの雰囲気」「芝が好きになった」

2019年07月05日 02:27

テニス

錦織と一問一答「反省点ない」「ここならではの雰囲気」「芝が好きになった」
第1セット、ガッツポーズを見せる錦織(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【テニス ウィンブルドン選手権第4日 ( 2019年7月4日    イギリス・ロンドン )】 男子シングルス2回戦で世界ランク7位で第8シードの錦織圭(29=日清食品)は同55位キャメロン・ノリー(23=英国)に6―4、6―4、6―0のストレート勝ちを収め、4年連続の3回戦進出を決めた。3回戦は過去4戦全勝の世界71位のスティーブ・ジョンソン(29=米国)と対戦する。試合後の会見の主な一問一答は以下の通り。
 ――相手を警戒していたか?自分の戦略は決まったか?
 「1セット目、最初の数ゲームは思っていたより相手がいいなと思いましたけど、続かないと思っていました。ラリー戦で食いついてきたので。練習は何回もしてますし。なんとなく頭に入っていたので、プレー自体にそんなに驚き、違いはなかった。初対戦のわりには意外と頭に入っていた。出だしからいいプレーは出来ていた」

 ――課題のネットプレーは?
 「十分だったと思います。前への行き方もよかったですし。攻める姿勢も常に持っていたのが今日はできていた。あまり今日に関しては反省点はないくらいプレーはよかった。全部よかったです」

 ――センターコートで楽しめたか。
 「いい意味で、あまり今日はセンターコートだと思わなかった。試合後に言われて気づきましたけど。試合前もあまり意識もなく、緊張感も。センターだからと言ってそんなになかった。今までの経験、慣れが助けになっていると思う。ここのセンターコートの会場に入るまでのロッカーからの道のりは、なんかこうゾワゾワするものがあるなと。ここならではの雰囲気はあるなと感じた」

 ――芝コートで特に頭を使った部分は
 「リターンの駆け引きはどこよりもある。今日みたいな選手はそこまでないですけど。イスナーだったり、ラオニーにしたって、フェデラーもそうですけど。なるべくヤマを張らないと取れないレベルの選手とやる時は凄い駆け引きはあると感じる。僕みたいなサーブでも、ワイドを突いたり、スライスで曲げたりすれば結構、簡単にポイント取れたりするので。そういう読みの駆け引きやスライスで急に前に出たり。芝では有効だと思う。駆け引きは多い」

 ――第2セットでクリエイティブなプレーが出てきた。どう流れをつかんだか。
 「プレーが凄い安定してミスらなそうと感じたのは、3セット目ですかね。2セット目もよかったですけど、3セット目に入って2、3ゲーム目くらいにミスなくできそうだなという感覚はあった。そこら辺からかなり振り切って、思い切って、臆することなく。スコアがスコアでしたけど、プレーできていた。ああいう感覚は大事にしたい」

 ――次戦のジョンソンの印象は。あと、髪の毛が短くなったことについては。
 「しばらくやってない。芝だと、さらに強さはあるのかなと思います。ロペスみたいなバックスライス主体の選手なので。どうしても芝だと低いボール打たされるのは楽ではないですし。ちょっと嫌な相手かなとは思います。芝でやったことあるのかな…。ハレ…?思い出せません。一方的なバックに集めすぎたり、単純な作戦では勝てない。いろんなショットを混ぜてプレーしたい。髪は毎回ここで切っています」

 ――ウィンブルドン独特の緊張はなくなった?
 「もしかしたら芝が好きになったというか、去年、芝でのプレーが分かったような感覚があった。それがリラックスできる要因の一つになっているかもしれないですけど。センターコートに関しては慣れですね。何回もやってきているのと、年齢も年齢でいろいろ経験しているので。慣れかなと思います」

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