「3番」争い過熱 PNC外れた山下と具は背水の陣で最終合宿スタート

2019年08月19日 19:51

ラグビー

「3番」争い過熱 PNC外れた山下と具は背水の陣で最終合宿スタート
山下裕史 Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表が19日、北海道網走市でW杯メンバー発表前の最後の合宿をスタートさせた。パシフィックネーションズ杯(PNC)のメンバーから漏れた「3番」の2人は背水の陣。スクラムに定評があるプロップ山下裕史(33=神戸製鋼)は「負のマインドに押しつぶされないように正気を保っています」と、独特の表現で逆襲を誓った。15年W杯メンバーの実力者は、日本代表がテストマッチを行う間、所属チームに戻り、トップリーグカップ戦に出場。神鋼の優勝に貢献した。
 右手甲骨折明けのプロップ具智元(25=ホンダ)は「手を握るとちょっと痛い」と言いながらも、不安を感じさせない動きを見せた。「この合宿でメンバーが決まる。PNCに出られず焦っている。早くアピールするしかない」。故障離脱中にヴァルが台頭。豊富な運動量と強いスクラムで、定位置獲得を狙う。

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