白鵬、これからは「2つの国が背中に」 日本名は「白鵬翔」
2019年09月03日 14:25
相撲
2000年に15歳で来日し、01年春場所で初土俵を踏んだ。そこから18年。「相撲一筋でやってきたことが今日につながったと思います」と振り返った。国籍が変わっても「人間そのものが変わるわけじゃない」と話す一方で「日本人として恥じないように頑張る。今まではモンゴルという国が背中にあったけど、(これからは)2つの国が背中にのし掛かってくる」との心境も吐露した。
歴代の5人の外国出身横綱のうち、日本国籍を取得したのは、米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)に次いで3人目となった。モンゴル出身の関取では、元関脇・旭天鵬(現友綱親方)元関脇・朝赤龍(現錦島親方)、元幕内・翔天狼(現北陣親方)らが日本国籍を取得して相撲協会に残っているが、白鵬も同様の資格を得た。
「今まで自分が相撲を取ることで頭がいっぱいだったけど、これから別の道ができたわけですから。どういう感じか全く分からないけど、強いお相撲さんを育てるのが、一つの恩返しだと思う」。日本国籍取得に伴い、引退後に指導者として日本協会に残る道が現実的になった。
相撲協会は現役時代に著しい功績を残せば、引退後に現役名のまま親方になれる「一代年寄」を授与する例がある。過去には大鵬、北の湖、貴乃花(いずれも横綱)がいる(横綱・千代の富士は一代年寄を辞退)。優勝20度以上が一つの目安とされており、実績面では申し分のない白鵬も一代年寄になる可能性が出てきた。
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