羽生結弦 復活の「Origin」 14日公式練習ドキュメント

2019年09月15日 01:40

フィギュアスケート

羽生結弦 復活の「Origin」 14日公式練習ドキュメント
<オータムクラシック第3日・男子フリー>フリーに向け練習する羽生結弦(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・オータム・クラシック第3日 ( 2019年9月14日    カナダ・オークビル )】 男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)がフリーに向け、本番リンクで公式練習を行った。ショートプログラム(SP)では98・38点で首位発進したが、冒頭の4回転サルコーで転倒。「ノーミスできないと凄い悔しいという気持ちが強くある」。3月の世界選手権の残像を振り払う、復活の「Origin」を舞う。
【羽生結弦 14日公式練習ドキュメント※現地時間】

▽10:05 オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーを抱えて会場に現れる。ジャパンの白ジャージー姿の羽生も登場。

▽10:07 公式練習開始。左足からリンクイン。オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーを置く。

▽10:08 ステップ、ジャンプ動作を確認。2回転トーループを跳び、両足で着氷。

▽10:09 白ジャージーを脱ぎ、オーサー・コーチに渡す。3回転ループに成功。

▽10:10 4回転ループを跳ぶも、着地でよろける。ブリアン・コーチと話した後、ドリンクを口に含んで再びリンクへ。イーグルから1回転ループで感触を確かめる。

▽10:11 4回転ループに挑み、踏み切り位置を確認する。オーサー・コーチが踏み切りで肩を入れる動きを見せ、羽生はうなずく。

▽10:12 4回転ループで転倒し、ブリアン・コーチと話す。

▽10:13 1回転ループを跳ぶ。オーサー、ブリアンの両コーチは何かを話し込んでいる。羽生は指で数字を数える動き。

▽10:15 両手を腰に当て、リンク上を漂う。3回転ルッツに成功。両足着氷の2回転トーループを跳ぶ。

▽10:17 4回転トーループ、4回転トーループ―1回転オイラー―3回転サルコーを次々決め、歓声が上がる。

▽10:19 トリプルアクセルで着氷が大きく乱れる。オーサー・コーチがリンク脇から身を乗り出し、何かを話す。羽生は手袋を取り、落ち着く。

▽10:21 静かにリンクを漂う。オーサー、ウィルソンの両コーチは、練習拠点が同じチャ・ジュンファン(韓国)のジャンプに拍手を送っている。

▽10:23 トリプルアクセル―2回転トーループを跳ぶ。ブリアン・コーチがプーさん越しに身を乗り出してアドバイスを送る。

▽10:26 前日に転倒した因縁の4回転サルコーを決めた。リンク脇に向かうと、ブリアン・コーチが拍手で迎え入れる。

▽10:27 リンク中央で人さし指と中指のピースサインで、ブリアン・コーチとコンタクトを取る。ジャンプの回数で「2」を確認したとみられる。

▽10:28 4回転サルコーをこらえて降りた。リンク脇に向かうと、オーサー、ブリアン両コーチが笑顔で迎え入れる。

▽10:29 ループ動作の確認作業に移る。2度、3回転ループを跳ぶ。

▽10:31 1回転ループ。手袋を外す。

▽10:32 リンク脇でしゃがみ込む。ドリンクを飲んだ後は、ブリアン・コーチの携帯電話で何かを確認している。

▽10:33 2回転、1回転と続き、ループに納得がいかない様子。オーサー、ブリアンコーチと話し込む。ウィルソン・コーチは他選手の指導に余念がない。

▽10:34 曲かけが近づき、リンクを漂う。1回転ループを跳ぶ。

▽10:36 場内アナウンス。フリー「Origin」が流れ、会場が歓声に包まれる。

▽10:37 冒頭の4回転ループは両足着氷。次の4回転サルコーは決め、通しを中断。

▽10:38 断続的に演技を行い、3回転ルッツ、4回転トーループに着氷。続くトーループは2回転に。右手を上に上げ、悔しそうなそぶり。演技後半には弓引きポーズも見せた。

▽10:39 ジャンプ踏み切りの進路の先で、メッシング(カナダ)が派手に転倒するハプニング。それに気づいた羽生は、ジャンプを取りやめた。

▽10:41 曲が終わり、四方にお辞儀。ブリアン→オーサー→ウィルソンの順でコーチ陣と抱擁。右足からリンクを降り、両手で氷に触れた。去り際に、プーさんのティッシュカバーを羽生に渡したのは、オーサー・コーチでなくブリアン・コーチだった。

 4回転サルコーを3本成功させ、ループの動作を入念に確認した。羽生は12人中12番目、第2グループの最終滑走。日本時間15日午前3時20分から登場となる。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2019年09月15日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム