サッカー元日本代表・巻氏「ロシアは手足も長い」 地元熊本開催・女子ハンド世界選手権へ対戦国分析

2019年09月17日 05:30

ハンドボール

サッカー元日本代表・巻氏「ロシアは手足も長い」 地元熊本開催・女子ハンド世界選手権へ対戦国分析
色紙に「おりひめジャパン」へのエールを記した巻誠一郎氏(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 元日本代表アスリートに聞くの巻――。「女子ハンドボール世界選手権」は11月30日から熊本県内3市5会場で行われる。開幕まで75日と迫り、地元開催を待ちわびるのが熊本県出身のサッカー元日本代表FW巻誠一郎氏(39)だ。妹の加理奈さん(37)は元ハンドボール女子日本代表で、今回は大会特別サポーターに任命された。
 16年間のプロサッカー生活でJリーグだけではなく、ロシア、中国リーグでもプレーした巻氏。ハンドボール日本女子代表「おりひめジャパン」が1次リーグで対戦するD組にはロシア、中国がいる。世界を相手にプレーしてきた男が、競技こそ違うが、各国選手の特徴と対処法を独自の目線で分析した。

 ▼ロシア代表&スウェーデン代表 本当に身長が高い。女性でも僕より背が高いし、手足が長い。ブロックしても経験したことのない、その上をいく。スウェーデンもですが、骨格がしっかりしています。身長が1メートル90級なのに動きが速く、敏しょう性があったりします。

 ▼中国代表 同じアジアでも人口が違うし、英才教育を受けている集団。乗せると怖いが、飽きやすくて短気。うまくいかないとイライラするので、イラつかせた方がいい(笑い)。いろんなことをやってくるので中国には“ハートは熱く、プレーはクールに”ですね。

 ▼アルゼンチン代表 日本人に近い骨格で、日本人に近い動きの連続性が武器ですね。

 ▼コンゴ代表 アフリカの選手は本当に未知数です。身体の使い方、感覚が違うんです。独特のテンポ、とんでもないタイミングで足と手が出てきます。

 ◇女子ハンドボール世界選手権 2年に1度の世界一決定戦。1957年に始まり、日本初開催となる今大会で24回目。2021年の次回はスペインで行われる。最多優勝はロシアの4回。前回のドイツ大会はフランスが制し、日本は16位。優勝国は東京五輪出場権と次回大会の出場権を得る。各地の大陸予選を勝ち上がった24カ国が出場。1次リーグは24チームが4組に分かれ総当たりで争う。各組の上位3チーム(計12チーム)が2次リーグに進出。2組で争われる2次リーグは各組上位2チームが準決勝に進出し、決勝は12月15日に行われる。

◇チケット情報 ☆申し込みの流れ (1)公式サイトにアクセス(2019女子ハンドでネット検索)(2)希望チケットを申し込む(3)申し込み完了メール到着(4)コンビニエンスストアで支払い(クレジットカード支払いは自動引き落とし) ☆会場 パークドーム熊本(メイン会場)、アクアドームくまもと、熊本県立総合体育館(熊本市)、山鹿市総合体育館、八代市総合体育館 ☆種類 1日券、会場パッケージ(1次リーグのみ対象)、ホスピタリティーチケット(パークドーム熊本のみ)、ハッピーアワーチケット(平日の全会場、土日の一部会場限定で販売。2試合目以降に入場可能で各会場のファンゾーンで使えるクーポン券付き) ☆問い合わせ先 チケットカスタマーセンター=(電)050(5433)1080

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