NZ監督 エディーの“舌戦”に付き合わず「まだ準決勝の話をする夜ではない」

2019年10月19日 23:17

ラグビー

NZ監督 エディーの“舌戦”に付き合わず「まだ準決勝の話をする夜ではない」
<ニュージーランド・アイルランド>後半終了間際、トライを決めたJ・バレット(右)を祝福するB・バレット(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯 準々決勝   ニュージーランド46―14アイルランド ( 2019年10月19日    東京・味の素スタジアム )】 3連覇を目指す世界ランキング1位のニュージーランドが、アイルランドから計7トライを奪って快勝。3大会連続8度目の準決勝進出を決めた。
 前半は22―0で折り返し。後半も20分過ぎまで相手に得点を許さず、隙のない試合運びだった。スティーブ・ハンセン監督は「大きな大会では試合の50%を占める。精神的な部分では90%を占める。規律を保ち、相手を罰するようなタックルをして、エラーを誘うことができた」とディフェンスを勝因に挙げた。

 26日の準決勝(日産スタジアム)では、オーストラリアを破ったイングランドと対戦する。4強入りを一番乗りで決めていたイングランドのエディー・ジョーンズ監督が「ニュージーランドと対戦したい」と“宣戦布告”していたことを伝え聞いたハンセン監督も、「楽しみにしている。大きなチャレンジになる」と応じた。ただ、その二言を話し終えると、「今日はまだ準決勝の話をする夜ではない。勝った瞬間を楽しみたい。イングランドのことは、明日まで考えない」とエディーの“誘い”には乗らなかった。

 両国は昨年11月に対戦し、ニュージーランドが16―15で勝利。準決勝では約1年ぶりの対戦が実現する。

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