アマ安田、盟友・古江の優勝に“刺激” 2週連続の快挙達成目指す
2019年10月22日 05:30
ゴルフ
![アマ安田、盟友・古江の優勝に“刺激” 2週連続の快挙達成目指す](/sports/news/2019/10/22/jpeg/20191021s00043000509000p_view.jpg)
「古江さんが凄く努力していたのを見てきましたから。私もうれしかったです。凄くいい刺激になりました」
古江と初めて会ったのは小学校5年生の時の全国大会。以来、ライバル関係は続き、兵庫県代表、高校、日本代表ではチームメートにもなった。日本代表入りは古江の方が半年早かったが、その直後に安田が日本女子アマを制して追加招集を受けた。
その安田は今年4月、ただ一人の日本代表としてオーガスタ・ナショナル女子アマチュア(米国)に出場して3位に。渋野が優勝した全英女子オープンなど海外メジャー2試合にも参戦して予選通過を果たした。抜きつ抜かれつの9年間。安田にとって古江は最も身近にいた最強の好敵手だった。
安田はこれまでプロツアー19試合に出場し、予選落ちは腰痛を抱えながら出場した昨年のこの大会だけ。トップ10入りは4度。昨年7月の大東建託・いい部屋ネット、今年9月のニトリでは優勝争いを演じた。この一年“ミレニアム世代”をリードしたのは安田だった。「古江さんがいたから私も頑張れました」と安田。同世代の先頭を切って走り始めたライバルに再び、追いつき、そして、追い越す。2人の切磋琢磨(せっさたくま)は続く。
《日本女子アマ覇者 高3西郷も気合》 今年の日本女子アマ覇者で麗沢高3年の西郷は前週もツアーに出場し36位。古江の優勝を18番グリーンで見届けた。「以前は黄金世代が優勝して凄いなあと思っていたら、ついに1歳年上の方も優勝。私も早く優勝したいと思った」と驚きながら刺激をもらった様子だった。
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