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八村と同期の新人が活躍 ヒートのヒーロが29得点 レイカーズのデービスは「40―20」

2019年10月30日 14:33

バスケット

八村と同期の新人が活躍 ヒートのヒーロが29得点 レイカーズのデービスは「40―20」
リバウンドを争うヒートのヒーロ(AP) Photo By AP
 NBAは29日に各地で3試合を行い、ヒートは地元マイアミでホークスを112―97(前半59―49)で退けて3勝1敗。ドラフトで全体13番目に指名されたケンタッキー大出身のガード、タイラー・ヒーロ(19=196センチ)がベンチから出て29分出場し、フリースロー(FT)を16本中12本沈めて29得点をマークした。
 ヒートのこれまでのベンチ・プレーヤーによる最多得点は2009年3月4日のサンズ戦でマイケル・ビーズリー(30=現中国リーグ所属)がマークした「28」だったが、ヒーロはデビュー4戦目でチーム記録を更新。この試合ではヒーロ同様にベンチから出たスロベニア出身のガード、ゴラン・ドラギッチ(33)も5本の3点シュートなどで21得点を稼いでおり、ヒートのベンチ・プレーヤー2人が同じ試合で20得点以上をマークしたのは史上8回目となった。

 ヒーロは開幕4試合で平均16・8得点と36・8%の3点シュート成功率をマーク。ウィザーズの八村塁(21)よりも指名順は4つあとだったが、新人王争いに加わる気配を見せている。

 ヒートはドラフト外で入団したガードのケンドリック・ナン(24)も先発して17得点。4試合平均で21・0得点、3点シュートの成功率は44・0%とヒーロを上回る成績を残しており、ルーキー2人が序盤戦で存在感を示している。また恋人の出産で戦列を離れていたジミー・バトラー(30)がホークス戦からチームに合流。新天地初戦では31分出場して21得点、5リバウンド、3スティールをマークした。

 ホークスは開幕連勝のあと連敗。3試合で102得点を稼いでいた2季目のガード、トレイ・ヤング(21)は第2Qに右足首を捻挫してプレー続行不能となった。

 レイカーズは地元ロサンゼルスでグリズリーズを120―91(前半49―47)で退けて3勝1敗。ペリカンズから移籍してきたアンソニー・デービス(26)が第3Qまでの出場でFTを27本中、チーム最多記録となる26本を成功させ、40得点と20リバウンドをたたき出して勝利に貢献した。

 レイカーズの選手が「40―20」を達成したのは、2003年3月21日のセルティクス戦でシャキール・オニールが記録(48得点+20リバウンド)して以来、17シーズンぶり。レブロン・ジェームズ(34)は28分の出場で23得点8アシストをマークした。レイカーズはクリッパーズとの開幕戦は10点差で敗れたものの、その後3連勝を飾っている。

 グリズリーズは1勝3敗。ドラフト全体2番目に指名されたマーリー州立大出身のガード、ジャー・モラント(20=191センチ)は16得点を挙げたものの、チームは第3Qで20―39とリズムを失って勝機を築けなかった。

 ゴンザガ大で八村のチームメートでもあったドラフト全体23番目指名のブランドン・クラーク(23)は10分出場して10得点。3試合連続で2ケタ得点を挙げている。

 <29日の結果>

*ヒート(3勝1敗)112―97ホークス(2勝2敗)
マーベリクス(3勝1敗)109―106*ナゲッツ(3勝1敗)
*レイカーズ(3勝1敗)120―91グリズリーズ(1勝3敗)

 *はホームチーム

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