奈紗、日本人初の連覇宣言「秋は一番好きな季節」 日米8勝中6勝が9~11月 体調は「大丈夫」
2019年11月06日 05:30
ゴルフ
「ディフェンディングチャンピオンとして初心を忘れず、攻めの気持ちで行きたい。秋は一番好きな季節。優勝を目指して最後まで頑張りたいです」
畑岡にとって、一年の中で最も勝利をつかんでいるのが秋だ。これまでの日米通算8勝のうち、6勝を9~11月の大会で手にしている。今季はシーズン目標に米3勝を掲げたが、現時点で3月の起亜クラシックで挙げた1勝のみ。「夏にダメだったので、秋くらいはいい結果じゃないと困っちゃいます」とちゃめっ気たっぷりに笑った。
連覇を目指す今大会は、3週ぶりのツアー出場となる。2週前に鼻と喉の違和感から体調を崩し、前週のスウィンギングスカート台湾選手権を欠場。だが、数日前から練習を再開しており、「(体調は)大丈夫。焦らずにいきたいと思います」と話した。この日は13ホールを練習ラウンドし、グリーン周りを入念に確認。開幕に照準を合わせて調整を進めていくつもりだ。
今大会出場選手で最上位の世界ランク4位。だが、賞金ランクでは18位の87万7874ドル(約9600万円)と昨年の5位と比べると物足りない数字となっている。「去年に比べると稼げていない。一つでも上に行かないと」。優勝賞金は22万5000ドル(約2500万円)。獲得賞金100万ドルの大台突破のためにも、重要な一戦になる。
大会連覇は過去に4人が達成しているが、日本人選手は一人もいない。「私は米国を主戦場としているので、日本のファンの方にプレーを見ていただく機会が少ない。この大会でいいプレーを見せたいと思っています」。数々の記録を打ち立ててきた日本のエースが、再び頂点を目指す。
【昨年の畑岡VTR】初日66で2位だった畑岡は、2日目は69で首位と4打差の3位に後退。だが、最終ラウンドで見事な追い上げを見せた。10番までに5つ伸ばし首位を行くリーを逆転。11、12番で連続ボギーとするも、13番のピンチをパーで切り抜け、シガンダ、上田桃子らを振り切った。7バーディー、2ボギーの67で回り通算14アンダーで逆転優勝。7年ぶりの日本人制覇となった。
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