アン・シネ　首位に躍り出る「一つ一つのプレーをしっかりやってきた結果」最終プロテスト

2019年11月06日 18:33

ゴルフ

アン・シネ　首位に躍り出る「一つ一つのプレーをしっかりやってきた結果」最終プロテスト — 1番の第1打を放った後、カメラマンに手を振る韓国の“セクシークイーン”アン・シネ Photo By スポニチ

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の最終プロテストは5日、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部（6398ヤード、パー72）で第2ラウンドを行った。

　首位に2打差の8位からスタートした韓国の“セクシークイーン”アン・シネ（28＝NOWON）が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算6アンダーの首位に躍り出た。この日のベストスコア65をマークした渋野日向子の岡山・作陽高の後輩、石川怜奈（19＝チェリーヒルズGC）がアン・シネとともに首位を並走。注目の“ミレニアム世代”ではこの日69をマークした安田祐香（18＝大手前大1年）が通算5アンダーの3位で同世代のトップを走っている。

　最終プロテストは4日間、72ホールで争われ、20位タイまでの選手が合格となる。

　最終18番で6メートルのバーディーパットを沈めて首位に並んだ。2日間、好感触のゴルフにアン・シネは「一つ一つのプレーをしっかりやってきた結果がこのスコアです」と笑顔を見せた。

　最終プロテストを1位で合格すれば、来季のツアー出場権を争う今秋のツアー予選会（QT）は最終のファイナルステージから出場できる特典が付いてくる。

　「QTに行くと心に決めてはいますけど（最終予選からの）ボーナスがあればうれしい。トップタイですし、このまま1位を取りたいですね」

　ビジュアルには敏感な韓国のセクシークイーン。「寒くなるとくちびるも荒れるから」と日中は暖かい穏やかな好天が続いているのもアン・シネには追い風となっている。パンツ姿でプレーしたここまでの2日間。ツアー競技のようなギャラリーはいないが「1日くらいはスカートをはこうかな」と気合いを込めた。