コストルナヤ、SP2大会連続世界新「全部できてうれしい」

2019年12月07日 05:33

フィギュアスケート

コストルナヤ、SP2大会連続世界新「全部できてうれしい」
<GPファイナル女子SP>首位に立ったコストルナヤ(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・GPファイナル第2日 ( 2019年12月6日    イタリア・トリノ )】 女子ショートプログラム(SP)で、16歳のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が85・45点の世界最高得点をマークして首位発進した。
 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をクリーンに決めて出来栄えで2・97点の加点を引き出すと、3回転ルッツ、3回転フリップ―3回転トーループとジャンプを全て成功し、3度のスピンとステップもレベル4。5項目の演技点でも4項目で9点台を並べ、前戦のNHK杯で自身がマークした85・04点を超えた。「予定したいたことを全部できてうれしい。クリーンに滑って楽しもうと思った」と笑みを浮かべた。

 あまりの美しさから、ネット上では“コストルナヤ美”と称される。4回転は跳ばないものの、高さのあるトリプルアクセルと表現力が武器。フリーで4回転4種5本の構成に挑む可能性があるトルソワに14点差、2本のルッツとフリップを操るシェルバコワに7・18点差をつけ、初優勝を視界にとらえた。

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