鍵山優真、痛恨ミスの後に意地の4回転成功「入れられて良かった」

2019年12月20日 18:58

フィギュアスケート

鍵山優真、痛恨ミスの後に意地の4回転成功「入れられて良かった」
<フィギュア全日本選手権第2日>男子SP、演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2019年12月20日    東京・国立代々木競技場 )】 男子ショートプログラム(SP)で、全日本ジュニア王者の鍵山優真(星槎国際高横浜)は77・41点だった。
 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が半回転となり、このジャンプは痛恨の0点。「予想外のミスが出てしまった。いつもの感覚より早くエッジが引っかかってしまった」と振り返ったが、ここから勇気を振り絞った。予定していた3回転ループを4回転トーループに変更して意地の成功。「挑戦をテーマにしてやってきているので、4回転を入れられて良かった」と話した。

 昨年の全日本は6位と健闘。「初めて出て、あそこまでやれると実感した」。この日は大きな失敗がありながら、「70点にいくかいかないかくらいだと思ったのでビックリしている」と自身の予想を超えるスコアが出た。

 22日のフリーでは4回転2本の構成で臨む。「失うものは何もない。楽しくやるのが一番。思い切りできたらいい」。16歳はまだ、上位争いを諦めてはいない。

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