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早明両校が新国立を見学 大学選手権決勝でラグビー初開催

2020年01月08日 17:19

ラグビー

早明両校が新国立を見学 大学選手権決勝でラグビー初開催
新国立競技場を視察した早大ラグビー部主将のSH斎藤 Photo By スポニチ
 【ラグビー全国大学選手権決勝   明大―早大 ( 2020年1月11日    国立競技場 )】 新しい国立競技場で行われる初めてのラグビー公式戦となる全国大学選手権決勝を3日後に控えた8日、明大と早大の首脳陣や選手らが、試合開始時刻の午後2時30分から施設見学を行った。
 明大は田中澄憲監督らスタッフと武井日向主将(4年)ら選手25人、早大は相良南海夫監督らスタッフと、斎藤直人主将(4年)ら選手3人が参加した。両校は同時刻に同じゲートに集合。決戦3日前とあり選手同士は言葉を交わさなかったが、両監督は見学前に言葉を交わした。見学自体は両校別々に行った模様。芝のピッチには立ち入れなかったものの、グラウンドやスタンドレベルから見学し、ロッカーやアップエリアも見て回ったという。

 見学を終えた早大のSO岸岡智樹(4年)は、「今まで味わったことがない規模感なので、あそこに立ったらどうかという、わくわく感はあった」と心を弾ませた。一方で秩父宮ラグビー場と違い、陸上トラックや3層のスタンドを有するため、空間認識能力は試合でも重要となってくる。攻撃中の多彩なキックも長所の岸岡は「キックの使い方は考えないといけない。決勝までの残り期間、考えて練習したい」と話した。

 試合チケットは売れ行き好調で、当日は5万人超の観客でふくれ上がることが必至。ゴールキックにも影響がありそうだが、斎藤に続く2番手キッカーの岸岡は「五郎丸(ヤマハ発動機)さんのルーティンではないが、自分のやることだけに集中して、正確にするだけかなと思う」と早大の先輩の名前を挙げて成功の鍵を語った。

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