ラグビー日本代表・ジョセフHC 21年秋開幕の新リーグに“待った” 1~5月開催を強く要望
2020年01月30日 05:30
ラグビー
「トップリーグのストラクチャー(構造)や、やり方は考え直さなければいけない。私の考えでは、現在のTLはタイミングとして非常に適正と考える」
以前のTLは初秋に開幕し、年明けに閉幕するのが通例だった。一方でW杯の影響で開幕が遅れた今季は、1~5月のイレギュラーシーズン。ただこのサイクルが定着すれば、7、11月のテストマッチの間にTLを挟むことなく、強化合宿、選手の休養に適切な時間を充てられる利点がある。「日本は今後も強くならないといけないが、選手のウエルフェア(身の安全)は優先事項。(十分満たすことで)選手は最大限のパフォーマンスを発揮できる」と訴えた。
実際に就任1年目の16年秋は、初戦アルゼンチン戦に向けて集合したのがわずか6日前。新戦術導入も重なり、20―54と大敗した。一方で昨年は1カ月超の強制休養期間を経て、2月に合宿を開始。格下チームとの練習試合もW杯の好結果につながったと考えており「(以前の構造は)長続きしないと思った。今の日程は非常にいい。強化合宿とウオームアップゲームの2つは最低限必要」と力説した。
母国ニュージーランド代表を指揮するチャンスもあった中、日本に戻った理由を「日本を強化、発展させる義務があると感じた」と語った。23年W杯で責務を果たすための要望に、日本協会やTL各チームがどう応えるかが注目される。
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