チーフスが50年ぶりの王座獲得 第4Qに21点を入れて大逆転 マホームズがMVP
2020年02月03日 12:09
アメフト
しかし追い詰められた第4Q、ここまで25試合ぶりに2つのインターセプトを喫していた昨季のMVP、QBパトリック・マホームズ(24)が奮起。8分47秒、ホットラインを形成しているタイトエンド(TE)のトラビス・ケルシー(30)に1ヤードのTDパスを通すと、その3分29秒後にはRBダミアン・ウィリアムス(27)が5ヤードのTDパスをキャッチして24―20。最後はウィリアムスが31ヤードを走破してとどめのTDを奪った。
日本のプロ野球、横浜に2シーズン、投手として在籍したパット・マホームズ氏(49)を父に持つQBパトリック・マホームズ(24)は第1Q残り31秒、オプション・プレーから残り1ヤードを突破してエンドゾーンに飛び込んで最初のTDはランで奪取。しかし第3Qにはプレーオフ自身通算164回目のパスをインターセプトされ、パス・ディフェンスでリーグ1位の49ers守備陣の圧力に苦しんでいた。1試合で2回以上のインターセプトを喫したのは2018年11月19日のラムズ戦(3回)以来、25試合ぶり。4度のサックも浴びたがそれでも42回のパス試投で26回を通し、286ヤードを獲得して勝利に貢献した。
チーフスはAFC準決勝でテキサンズを0―24から逆転(51―31)。タイタンズと対戦したAFC決勝では0―10から35―24と試合をひっくり返し、スーパーボウルでも第4Qに10点差をはねのけて逆転勝利。崖っ縁に3度も立たされながら、すべて勝利にたどりつくという“ミラクル・ロード”を突っ走って半世紀ぶりに王座へ返り咲いた。
49ersは第2Qの9分55秒、QBジミー・ガロッポロ(28)のパスを受けたハーバード大出身のフルバック(FB)、カイル・ユースチェク(28)が15ヤードのTDをレシーブでマークして同点。そのあとは主導権を握って試合を優位に進めていた。ペイトリオッツから移籍3季目のガロッポロは今ポストシーズンの2試合で計208ヤードしかパスで記録していなかったが、この日は31回中20回のパス成功で219ヤードを獲得。しかし過去2度の優勝を飾っていた相性のいいマイアミで、リーグ屈指の守備陣が第4Qだけで21点を失って25年ぶり6度目の王座を逃してしまった。
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