沙羅4位 個人100度目の表彰台お預け「スピードが出ていない」

2020年02月04日 05:30

ジャンプ

沙羅4位 個人100度目の表彰台お預け「スピードが出ていない」
W杯ジャンプ女子個人第11戦で4位だった高梨沙羅 Photo By 共同
 【ノルディックスキー W杯ジャンプ女子 ( 2020年2月2日    ドイツ・オーベルストドルフ )】 ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子は2日、個人第11戦(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は125メートル、121メートルを飛んで合計260・7点の4位。個人通算100度目の表彰台到達はお預けとなった。キアラ・ヘルツル(オーストリア)が287・6点で2連勝。今季、通算とも4勝とした。伊藤有希(土屋ホーム)は7位、丸山希(明大)は9位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は34位。
 雨が降りしきる中、高梨は1回目を終えて飛距離換算で3位と1・5メートル弱と表彰台を狙える位置につけた。2回目もまずまずの飛躍で順位を1つ上げたが、W杯通算100度目の表彰台には届かなかった。上位勢が93キロ台から94キロ台の助走速度を記録したが、高梨の2回目は時速92・3キロ。「感覚的には走っていても、スピードが出ていない」と改善の必要性を口にした。

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