序二段力士、40度近い発熱 インフル検査は陰性も休場へ

2020年03月10日 05:30

相撲

 【大相撲春場所2日目 ( 2020年3月9日    エディオンアリーナ大阪 )】 新型コロナウイルス感染者が出れば打ち切りとなる春場所で、初めて発熱による休場者が出た。力士の体調情報をまとめている鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)によると、序二段の力士が初日の8日夜に40度近い熱を出した。
 インフルエンザ検査は陰性で、9日朝の検温では36・7度に下がり、現在は経過観察中。2日連続で37・5度以上の発熱があれば休場という今場所のルールに該当しないものの同力士の師匠が念のため休場させると申し出た。

 同部長は隔離するよう指示。兄弟子の関取は「本人が一番落ち込んでいると思う」と心情を思いやった。

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