IOCバッハ会長 NOCと電話会議 通常開催目指す方針強調
2020年03月20日 05:30
五輪
IOCと日本などアジア各国・地域の国内オリンピック委員会（NOC）が19日、電話会議を開いた。約1時間20分に及んだ会議で、IOCのバッハ会長は7月24日開幕の通常開催を目指す方針を改めて強調。40以上の会議参加国から延期や中止に関する意見は出ず「全てのNOCから賛同を得た」と語ったという。
日本オリンピック委員会（JOC）の山下会長は会議後に「ホスト国としてIOCの考え方に基本的に賛成すると言わせていただいた」と説明した。また、国内外の複数の現役メダリストから通常開催は困難という声が上がっていることにも反応。「いろんな考え方、見方があって当然」とした上で「それだけが取り上げられて、アスリート全体の声みたいになると大きな誤解を生む」との見解を示した。
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