聖火引き継ぎ式 入国制限で日本代表団参加見送り 急きょ大役の井本さん「ホッとした」
2020年03月20日 05:30
五輪
ギリシャ在住の井本さんは前日18日に急きょ“日本代表”に抜てき。「終えてホッとしている。(新型コロナウイルスの)今の問題が一日も早く解決するようにと、希望の気持ちを聖火に託した」と話した。ランタンに移された聖火は組織委の職員が空港へ運び、特別輸送機で宮城県の航空自衛隊松島基地へ出発。20日、聖火が日本へやってくる。
《森会長ビデオメッセージで言い間違え》〇…森会長がビデオメッセージの中で「宮城県」を「宮崎県」と言い間違えるミスをした。「日本では、本日この式典に参加するはずでありましたアテネオリンピックの金メダリスト、野村忠宏、吉田沙保里両名が、宮崎県松島基地で聖火を頂くことになっており…」と話したもの。ビデオは18日に収録しており、撮り直しができなかったが、ビデオに映った英訳では「Miyagi」と正しくなっていた。
《20日聖火到着式後、東北3県で展示へ》〇…20日の聖火到着式では、引き継ぎ式出席を断念した野村氏と吉田さんが輸送機のタラップへ上がり、到着した聖火のランタンをいち早く受け取る。式典は無観客で行われ、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が上空に5色のスモークで五輪マークを描く。聖火はその後、東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島の3県で「復興の火」として展示。26日に福島・Jヴィレッジから全47都道府県を巡る聖火リレーがスタートする。
▽東京五輪の聖火リレー 26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」を出発し、移動日を含めて121日間かけ、47都道府県、859市区町村を巡る。ルートには世界遺産や名所旧跡が組み込まれ、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨で甚大な被害を受けたエリアも駆け抜ける。ランナーは約1万人。各地にゆかりのある多くの著名人も登場する。最初のランナーは2011年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバー。水泳や船、鉄道、スキー、馬でも火を運ぶなど趣向も凝らす。
おすすめテーマ
スポーツの2020年03月20日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
しぶこ育てた名コーチ・青木翔のらくらく上達講座(11)
-
NBAで新たに7人の感染が判明 施設での練習禁止 NFLでも初の感染者
-
五輪聖火が宮城県・松島基地に到着
-
追悼連載~「コービー激動の41年」その33 ウエストが受け取った悲報
-
碧山 1敗死守で初単独トップ!愛妻との長電話が原動力 あるぞ2場所連続平幕V
-
白鵬 過去9勝1敗の正代に敗れ2敗…今場所初めてコメントせず
-
【玉ノ井親方 視点】白鵬 慌ててバタバタ…逆に呼び込む形に
-
正代 3年ぶり白鵬撃破!無観客奏功「いつも通りにできた」
-
朝乃山 4場所連続2桁勝利 大関昇進ノルマ「三役3場所計33勝」まであと2勝
-
鶴竜 遠藤裏返し2敗死守「本当に体の反応が良かった」
-
聖火引き継ぎ式 入国制限で日本代表団参加見送り 急きょ大役の井本さん「ホッとした」
-
フェンシング韓国女子3選手コロナ感染 GP大会出場の日本選手、2週間自宅待機
-
バド奥原 コロナ対応で協会に不満 自宅待機要請をネットで知り「なぜ先に連絡されないの」
-
新型コロナ 大規模イベントの開催「慎重に」専門家会議が新見解
-
IOCバッハ会長 各国選手代表220人と電話会議も…五輪開催については明言せず
-
IOCバッハ会長 NOCと電話会議 通常開催目指す方針強調
-
IOCバッハ会長に海外メダリスト反発「状況読めていない」「非常に難しい」
-
東京五輪 1年延期で6408億円、中止で4兆5151億円の損失 関大・宮本名誉教授が見解
-
東京五輪 陸上短距離個人出場は原則1種目に リレー金への戦略、2種目出場にはノルマ設定
-
柔道の五輪代表最終選考会 出場選手同行者を2人以内に制限
-
山県亮太 米合宿打ち切り緊急帰国「大変残念ですが、最善を尽くしていきたい」
-
陸上 4月以降の競技会「現時点では予定通りに開催する」
-
日本水泳連盟、20日に臨時理事会 4月日本選手権の運営確認へ
-
男子ゴルフ国内開幕戦、延期協議 4・16東建ホームメイトC
-
男女テニスツアー 6・7まで中断期間延期
-
空手五輪代表 喜友名諒、清水希容ら8人正式決定
-
うなぎもつかめる?乾・湿問わない究極のグローブが話題
-
ドラえもんをフィーチャーした機能的なキャディーバッグ登場