朝乃山、3敗目喫し大関獲り崖っぷち…“M2”で足踏み残り2番
2020年03月21日 05:30
相撲
![朝乃山、3敗目喫し大関獲り崖っぷち…“M2”で足踏み残り2番](/sports/news/2020/03/21/jpeg/20200320s00005000455000p_view.jpg)
想定外の立ち合いに冷静さを欠いた。今場所はほぼ立ち合いで張り手を見せていた白鵬だけに「張られるのかと思った」という。だが、立ち合いで右を封じられ、右を差される。意表を突かれて防戦一方。土俵際では相手も崩れただけに「強いて言えば土俵際もうちょっと回っておけばよかった」と粘れなかったことを後悔した。
大関昇進の目安「三役3場所で計33勝」まで残り2勝となって足踏み。“当確ライン”に到達させるには負けが許されない。藤島審判長(元大関・武双山)は「3敗になっても優勝の可能性は残っている。明日は今日の反省を生かしてほしい。(昇進は)終わってみないと何とも言えない」と期待を寄せた。
「思い切りいくぞという気持ちだった。肩に力が入っていたのかも。集中力、厳しさが足りない」。先場所は大関獲りにつなげるため2桁勝利が求められる中、11日目に5敗目も、残り4日間を勝ちきった。再び、試練を迎え「先のことを考えず一日一番、自分の相撲を取り切って悔いのないよう頑張ります」と気合を入れ直した。
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