朝乃山「もう一つ上を」新大関初稽古、5・10夏場所へ決意

2020年03月31日 05:30

相撲

朝乃山「もう一つ上を」新大関初稽古、5・10夏場所へ決意
稽古の前に手を合わせる朝乃山(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 大相撲の新大関・朝乃山(26=高砂部屋)が30日、東京都墨田区の高砂部屋で稽古を再開した。夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の開催可否は不透明な状況だが、精神面を強化し、常に賜杯レースに加わり横綱を目指すことを目標に掲げた。
 稽古再開の初日とあり、四股を踏み、ストレッチで体をほぐして新たなスタートを切った。「もう一つ上を目指すには稽古もそうだけれど、精神面を強くしないと上がれないと思う」と気持ちを高めた。史上初となる無観客開催の春場所で大関昇進を決めた26歳は「負けられない地位。常に優勝争いに加わらないともう一つ上の番付に上がれない」と早くも自覚を口にした。

 4月後半には地元・富山へ一時帰郷し、関係者へのあいさつ回りを予定。もちろん、富山商高時代の恩師・浦山英樹さん(享年40)にも報告へ行くつもりだ。「おかげさまで大関に上がれました。まだここで終わったわけじゃない。もう一つ上を目指します、と手を合わせたい」。夢を追う“2人”の新たな物語が始まった。

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