日本オリンピック委員会(JOC)のアスリート委員長で、陸上男子棒高跳びの日本記録保持者・沢野大地(39=富士通)が1日、都内でテレビ会議形式で取材に応じた。東京五輪が1年延期になったことを受け、3月31日に国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長、各国のオリンピック委員会のアスリート委員会との電話会議に参加。五輪出場権に関することなどを話し合ったという。
自身は現役のアスリートで21年7月23日開幕の夢舞台を目指す。「1年延びようが、できることを継続していくことが第一」。また、富士通の同僚で08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダルの塚原直貴氏(34)が新型コロナウイルスに感染したことについては、「塚原君の体調が不安」とした上で「今後、こういうことが起こらないように対策を強化してほしい」と話した。