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衝撃広がる全柔連 講道館・松下三郎理事のコロナによる死去から一夜明け

2020年04月21日 05:30

柔道

衝撃広がる全柔連 講道館・松下三郎理事のコロナによる死去から一夜明け
松下三郎理事 Photo By スポニチ
 柔道の総本山・講道館の理事で、全日本柔道連盟(全柔連)副会長も務めた松下三郎(まつした・さぶろう)氏が19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したと、講道館が20日、正式発表した。84歳だった。葬儀・告別式は親族のみで行う予定。松下氏は日大OB。全柔連で専務理事、副会長を歴任し、日本オリンピック委員会(JOC)でも理事を務めた。
 東京都文京区の講道館内に事務局を置く全柔連では、役職員19人の集団感染が発生中。講道館、全柔連の2団体で初となる新型コロナ関連の訃報となった。日大の後輩にあたる全柔連の金野潤強化委員長は「言葉がない」と絶句し、今後の選手強化などについて「今は先がまったく見えない状態」と話した。

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