卓球Tリーグ男子の「琉球アスティーダ」は2日、今年の全日本選手権男子シングルスで優勝した宇田幸矢(18=明大)が入団したことを発表した。昨季までプレーしていた木下マイスター東京から移籍し、新天地で来季を迎える。宇田は「琉球アスティーダはメンバーや雰囲気がいいので、その中でプレーできるのが今から楽しみです。沖縄のホーム会場で早くプレーがしたい」とコメントした。
昨季2位で初のファイナル進出を決めていた琉球アスティーダだったが、新型コロナウイルスの影響で開催が中止。クラブの代表を務める早川周作氏は「実績を積み上げ着実に成長し続ける日本のエース、全日本チャンピオンを獲得できたことを、大変嬉しく思います。3rdシーズンは頂点を目指し、チーム一丸となり着実に勝利を積み重ね、ファンの皆さまにお楽しみいただける試合ができるようにベストを尽くしてまいります」と談話を発表した。
Tリーグによると来季は9月の開幕が予定されており、無観客や試合数削減を含めて検討を進めている。