全日本スキー連盟は11日、オンラインで常務理事会を開いて2020~21年シーズンの強化指定選手を承認し、冬季五輪に史上最多の8度出場したジャンプ男子の47歳、葛西紀明(土屋ホーム)が外れることになった。
1988年12月にW杯に初出場した葛西は、故障で離脱したシーズンを除いてW杯に出続けてきた。しかし、19~20年シーズンはW杯で30位以内に一度も入れないなど不振で、強化指定の基準をクリアできず。来季は国内大会やW杯の下部大会で好成績を残す必要がある立場となった。葛西は22年北京五輪を目指す意向を示している。