NBA元サンズのダン・マーリー氏が提訴 7年指揮を執った大学からの解雇に不満爆発
2020年05月20日 12:06
バスケット
これに対してマーリー氏は「敬意を欠いている」として不満を爆発。デイナ・フーパー弁護士は「マーリー氏はGCUの対応に落胆している。公平で妥当な契約の履行を望んでいるだけ」と訴訟に至った経緯を説明した。
マーリー氏はセントラル・ミシガン大から1988年のNBAドラフト1巡目(全体14番目)に指名されてサンズに入団。198センチのシューティング・ガード兼スモール・フォワードとして活躍し、1993年のファイナルではブルズのマイケル・ジョーダン(57=現ホーネッツ・オーナー)とマッチアップして注目を集めた。球宴には3回選出。大学時代にはソウル五輪(1988年)に米国代表として出場し(3位)、サンズ時代の1994年にカナダで開催された世界選手権(現W杯)では優勝メンバーとなった。
NBAではサンズ、キャバリアーズ、ヒートで955試合に出場して平均11・4得点。2008年から6シーズン、サンズのアシスタントコーチを務めたあとにGCUの監督となっていた。