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琴奨菊 昨年春以来の勝ち越し「自分の相撲が取れている」 戦友の相次ぐ引退が“刺激”に

2020年07月30日 05:30

相撲

琴奨菊 昨年春以来の勝ち越し「自分の相撲が取れている」 戦友の相次ぐ引退が“刺激”に
<7月場所11日目>照強(左)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲7月場所11日目 ( 2020年7月29日    両国国技館 )】 幕内最年長の琴奨菊が昨年春場所以来1年4カ月ぶりに勝ち越した。
 照強を右から抱え、左でおっつけながら快勝。「(勝ち越しは)うれしいし、自分の相撲が取れている」と手応えを口にした。同学年の豊ノ島や年の近い豪栄道、栃煌山らが相次いで引退した。「正直寂しい気持ちはあるが、対戦してきたことは自分の体に刻まれている。それが強さだと思って土俵に立っている」。大関から転落して20場所目。琴奨菊の挑戦は簡単には終わらない。

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