グリズリーズが最終戦に勝利 自力でプレーオフ進出に可能性を残す
2020年08月14日 07:44
バスケット
ディロン・ブルックス(24)もチーム最多の31得点をマーク。新人王が確実視されているジャー・モラント(21)は12得点、13リバウンド、10アシストでバランチューナス同様にトリプルダブルを達成(自身2回目)してチームをけん引した。なお渡辺雄太(25)はベンチ入りしたが、最後まで出番はなかった。
バックスは56勝17敗。東地区の第1シードだが、オーランドでは3勝5敗と成績はいまひとつだった。2季連続のMVPが濃厚となっているヤニス・アデトクンボ(25)は11日のウィザーズ戦での“頭突き”による退場処分で1試合の出場停止。プレーオフ1回戦ではマジックと顔を合わせることになっている。
一方、同じ時間帯に行われた試合で、西地区全体10位のサンズは7位のマーベリクスに128―102(前半76―57)で勝ってグリズリーズ同様に34勝39敗となり、オーランドでは8戦全勝。“オーランド・バブル”には西地区の最下位チーム(13位)として参加したが、東西両地区の全22チームの中で唯一、黒星を喫することがなかった。マーベリクス戦ではデビン・ブッカー(23)が27得点を挙げて勝利に貢献。サンズはトレイルブレイザーズの結果次第で、まだ「決着シリーズ」に9位チームとして出場できる可能性を残している。
なおグリズリーズとサンズが勝ったために、前日までゲーム差なしでこの2チームと並んでいた西地区11位のスパーズのプレーオフ進出の可能性が、最終戦のジャズ戦の開始直前に消滅。23季連続でポストシーズンを迎えることはできなかった。