星野、プレーオフ“日大対決”制す 大谷スイングでZOZO出場権ゲット
2020年09月07日 05:30
ゴルフ
最終日最終組は初優勝を果たした18年大会以来。当時とは違ってギャラリー不在の独特の雰囲気が漂い「緊張した」と明かす。積極的にキャディーに話しかけ、いつも以上に食べ物を口にし「自分の中で落ち着いてプレーできた」。7番で池に入れてダブルボギーとするなど一時は首位から陥落したが、17番でバーディーを奪い先にホールアウトしていた堀川に並ぶ。プレーオフはパー4の18番。ティーショットはフェアウエーにあるバンカーを嫌って3Wを選択する選手が多い中、3回とも1Wを握って圧力をかけ続け、大学の先輩を競り落とした。今大会2年ぶりの勝利で尊敬する石川遼らに並ぶ複数回優勝も達成。「石川さんの記録に並んで光栄です」と恐縮した。
コロナ禍の長い中断期間は「ゴルフのことしか考えていなかった」という。元々、研究熱心。わざわざ卓球台を購入し、ラケットのフェースにラバーを貼ってボールの回転をチェック。野球に詳しくないにもかかわらず、「きれいなスイングだから」とYouTubeで大リーグ、エンゼルスの大谷翔平のフォームを見て参考にした。「オフの準備が優勝につながって、凄く自信になった」と振り返った。
今大会の優勝により10月のZOZOチャンピオンシップへの出場権を獲得。「どこまで通用するかいいチャレンジ。4、5勝目と増やして賞金王目指して頑張っていきたい」と力を込める。国内今季初戦の主役にふさわしく、1メートル86の長身が富士の麓でそびえ立っていた。
《勝者のクラブ》▼1W=スリクソン・ZX7(ロフト角9.5度、シャフトの長さ45インチ、硬さX)▼3W=テーラーメイド・M2 HL(16.5度)▼5W=スリクソン・Z―TX(18度)▼3I=スリクソン・Z585▼4I~PW=スリクソン・Z945▼ウエッジ=クリーブランド・RTX3 ブレード(50、58度)▼パター=オデッセイ・ホワイトライズiX #3(マレット型)▼ボール=スリクソン・ZスターXV
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