右肘負傷の鶴竜、調整遅れ「体が全体的にできていない」

2020年09月10日 05:30

相撲

右肘負傷の鶴竜、調整遅れ「体が全体的にできていない」
四股を踏む鶴竜 Photo By 提供写真
 【13日初日大相撲秋場所 】 大相撲7月場所を右肘の負傷で途中休場した横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が9日、電話取材に応じ、大幅に調整が遅れていることを明かした。秋場所(13日初日、両国国技館)に向けて相撲を取る稽古が全くできていない状況で「肘もそうだけど、体が全体的にできていない」と説明した。
 この日は都内の陸奥部屋で四股などの基本運動に加え、ぶつかり稽古で幕内・霧馬山に胸を出して終えた。休場が危ぶまれる状況の中、出場可否について「ちょっと分からない。一番は自分の調子がどうなのかということだが、体も戻っていないし」と不安を口にした。取組編成会議(11日)の前日となる10日、師匠の陸奥親方(元大関・霧島)と話し合って決断する。

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