正代 故郷・熊本に凱旋 恩返し誓う「好成績挙げて喜んでもらうことが僕にできる最大のこと」
2020年10月08日 13:34
相撲
コロナ禍の影響で約半年ぶりの帰省。前夜は久しぶりに実家で就寝してベッドの柔らかさに安心した。「地元に帰ってきた実感がしました」。優勝後に「食べたい」と言っていた実家のカレーを、早くも堪能したことも明かした。
宇土市は2016年の熊本地震で被災し、今年7月には豪雨にも見舞われた。正代は、厳しい環境の中で地元から寄せられた応援にも改めて感謝。「すごく心配しましたし、相撲で好成績を挙げて喜んでもらうことが、ぼくにできる最大のこと。今まで以上に相撲、稽古に取り組む姿勢が強くなった」。地元愛がパワーとなり、優勝につながった。
場所中に「ストレスで体重が2、3キロ減りました」と、優勝争いのプレッシャーも振り返った。
元松市長は、「うどし」と読み間違われることが多かった宇土市の読み方が、正代の活躍によって「うとし」と認知された効果を強調。「功績!本当にうれしい」と笑顔だった。
一方、計画が持ち上がっていた凱旋パレードが、コロナ禍により当面、実施困難となったことには、がっかりした表情。オープンカーまで手配していたことを漏らした元松市長は諦めきれない様子で、「11月場所で優勝して、できたら最高だね」と、11月場所後の実施へ準備を進めるつもりだ。
正代は9日も地元であいさつ周りを行い、11日までに帰京して12日から稽古を再開する予定だ。
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