世界陸連コー会長が国立競技場を視察 東京五輪後の世界陸上開催を熱望
2020年10月08日 10:58
五輪
コー会長は来日中に大会組織委員会の森喜朗会長や橋本聖子五輪相、室伏広治スポーツ庁長官と面会するほか、週末には世界陸連の技術チームが札幌の五輪マラソン・競歩のコースを計測する。「我々も東京五輪を成功させたい気持ちは強い。世界がこれまで以上にスポーツを頼りにしている思う」と話し、「状況が落ち着けば、また日本に世界選手権を持ってきたいと思っている。できればこの国立で開催したいと思っている」と東京五輪後の世界選手権開催を希望。「トラック、ウォームアップエリアもできれば(五輪後も)維持してほしい。世界の陸上にとってもレガシーとなる施設だと思っている」と注文をつけた。旧国立競技場で開かれた1991年の世界選手権を「今まで一番素晴らしい大会」と評価したほか、2007年の大阪世界選手権、昨年横浜で開催された世界リレー大会にも触れ、「レガシーを維持し、トップクラスの大会を今後も開催できることが非常に重要と考えている」と語った。
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