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名門・駒大が6年ぶり13度目制覇 田沢が最終区のエース対決制し雄叫び

2020年11月01日 13:38

駅伝

名門・駒大が6年ぶり13度目制覇 田沢が最終区のエース対決制し雄叫び
駒大・田沢廉 Photo By スポニチ
 名門・駒大が大会新記録の5時間11分8秒で6年ぶり13度目の優勝を飾った。箱根駅伝、出雲駅伝でも頂点から遠ざかっていた名門が復活を遂げ、3大駅伝では単独トップの22勝となった。
 最終8区のエース対決を制したのは、駒大の田沢廉(2年)だった。トップの青学大・吉田圭太(4年)から約40秒差でたすきを受けた田沢と東海大・名取燎太(4年)は、9キロ手前で追いつくと、11キロ付近で抜き去って先頭に立った。2人の直接対決の勝負が決したのは、ゴールまで残り1キロ。田沢がスパートをかけて名取を置き去りにし、最後は雄叫びをあげながら両手でガッツポーズしてフィニッシュした。田沢は「優勝テープを切ることが一つの目標としてやってきたので無事に達成することができて良かった」と安どの表情で振り返った。

 今年は学生3大駅伝の初戦である出雲駅伝が新型コロナウイルスの影響で中止に。“開幕戦”となった今大会は東海大、青学大、駒大の「3強」が優勝候補に挙がっていた。駒大は序盤10位まで順位を落とす場面もあったが、大八木弘明監督が「バランス良くチーム編成できたところが勝つ」と見据えた通り、総合力で勝ち切った。

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