13人となった大東大が5点差逃げ切りで今季初勝利 流通経済大は圧勝で開幕4連勝

2020年11月03日 16:13

ラグビー

13人となった大東大が5点差逃げ切りで今季初勝利 流通経済大は圧勝で開幕4連勝
開幕4連勝を飾り、会見する流通経済大の(右から)内山監督、坂本主将、マン・オブ・ザ・マッチの中西 Photo By スポニチ
 関東大学ラグビーは3日、リーグ戦グループの2試合を東京・駒沢公園陸上競技場で行った。大東大―関東学院大は大東大が31―26で競り勝ち、今季初勝利(1勝1分け2敗)で勝ち点8。関東学院大は開幕4連敗となった。また、流通経済大は中大に64―7と圧勝し、開幕4連勝で勝ち点20。中大は1分け3敗となった。
 大東大はFB鈴木匠(4年)の2トライなどで一時は28―5とリードしたが、後半23分にNo・8サイモニ・ヴニランギ(2年)が危険なプレーで一発退場。関東学院大がWTB福士萌起(4年)の2トライなど3トライで追い上げ、後半38分で31―26と一気に緊迫した展開となった。

 ロスタイムには関東学院大陣内のスクラムで大東大がコラプシングを犯し、プロップ四ツ屋勇樹(4年)がシンビン(10分間退場)。15人対13人となり、FW2人を欠いて6人でスクラムを組まざるをえなくなった大東大は、スクラムで圧倒されてコラプシングを連発した。最後は自陣まで攻め込まれたが、CTBペニエリ・ジュニア・ラトゥ(1年)をフランカーに入れた7人スクラムで踏ん張り、後半54分まで達した激戦で逃げ切り。日下唯志監督は「最後はスクラムとディフェンスで踏ん張ってくれた。学生に感謝したい」と息をついた。

 流通経済大は立ち上がりこそ中大の速いディフェンスに苦しんだが、CTBヴィリアメ・タカヤワ(4年)やFB河野竣太(3年)らバックスのスピードあふれるアタックを軸に、前半21分から後半24分まで8連続トライ。後半32分に中大に1トライを返されたものの、途中出場のWTBイノケ・ブルア(3年)が2トライを追加し、東海大、日大と並んで開幕からの連勝を4に伸ばした。次戦は14日に日大との全勝対決を迎える。

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