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松山 マスターズへ「収穫」 コースレコードタイ63マークでヒューストンOP2位

2020年11月10日 05:30

ゴルフ

松山 マスターズへ「収穫」 コースレコードタイ63マークでヒューストンOP2位
米男子ゴルフ、ヒューストンOPを2位タイで終えた松山(AP) Photo By AP
 米男子ゴルフのヒューストン・オープンは8日、テキサス州のメモリアルパーク・コース(7432ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、5打差8位から出た松山英樹(28=LEXUS)は7バーディー、ボギーなしでコースレコードに並ぶ63をマーク。首位には2打届かなかったものの、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(36=米国)と並ぶ通算11アンダーの2位に入った。カルロス・オルティス(29=メキシコ)が通算13アンダーで初優勝。次戦は4月から延期されていたマスターズで、12日に開幕する。
 終盤の16、17番で5メートル前後のバーディーパットを沈めると、クールな松山が力強く右手でガッツポーズ。3年ぶりの優勝には2打及ばなかったが、コースレコードの63をマークした。今年最後のメジャー、マスターズを翌週に控えた今大会。メジャー前週は大会に出場せずに調整することが多いだけに「今週出て新たな発見もあったし、この上位でプレーできたのは凄く収穫かなって思う」とうなずいた。

 前日に不安を感じていたアイアンの距離感を調整し「気付いたことがあって、もう大丈夫」。この日、パーオンを外したのは1ホールだけだった。フェアウエーキープ率も76・92%と安定。結果だけでなく「ミスの幅が凄く狭くなった」と前向きな言葉が並んだ。

 次週は1934年から始まった大会の歴史で、史上初の秋開催となるマスターズ。「ゴルフの内容が落ち着いてできそうな雰囲気がある。このプレーを続ければ、凄くチャンスがあると思うので頑張りたい」。自信を胸に、9度目のオーガスタへと向かった。

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