自主隔離免除の今平周吾 ソーシャルディスタンス徹底しプレー キャディーはグリップに触れず

2020年11月19日 12:38

ゴルフ

自主隔離免除の今平周吾 ソーシャルディスタンス徹底しプレー キャディーはグリップに触れず
17番、ショットを放つ今平(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 政府による特例措置により、自主隔離期間中の試合出場を認められた男子ゴルフの今平周吾(28=フリー)が19日、宮崎県のフェニックスCCで開幕したダンロップ・フェニックス(7042ヤード、パー71)に出場した。
 17日に米メジャーのマスターズから帰国した今平は18日に神奈川県内の自宅から新幹線で博多まで移動。そこから貸し切りハイヤーで約300キロを走り宮崎入りした。リゾート施設内のコテージに宿泊し、この日の午前8時35分に自ら自動車を運転し会場入り。打撃練習場では特別に設けられたエリアで打ち込んだ。

 主催者サイドは「専用マニュアル」作成に加え専属の係員2人を配置。他の選手らと2メートル以上の間隔を開けるなど「ソーシャルディスタンス」を徹底させた。今平は午前9時33分にティーグランドに姿をみせ、同伴競技者の稲森佑貴、香妻陣一朗とも一定間隔の距離を保ってプレー。バッグを担いだ柏木キャディーもクラブのグリップには触れず、ボールもタオルを巻き付けてキャッチするなど最大限の配慮を施した。さらには専属係員が今平が触った椅子やテーブル、さらにトイレなども入念に消毒する場面も見られた。

 米国帰りに加え長距離移動での強行軍。前半ばショットが不調でバーディーなしの2ボギー、37で折り返した。

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