ブラインドマラソン女王、グランプリの道下 東京パラは「チーム」で金!
2020年12月08日 05:30
マラソン
16年リオデジャネイロ・パラリンピックの銀メダルは、あくまで「通過点」という。瞬間のうれしさはあったが、狙っていたタイムではなかった。だからこそ、東京パラでさらなる高みを目指す。
19年世界選手権で優勝。今年2月の別府大分毎日マラソンでは、自身が持つ世界記録を1分52秒更新する2時間54分22秒をマーク。来夏の祭典で金メダルを手にする準備は、着々と進んでいる。
「たゆまぬ努力を続けながら、進化を続けていきたい。東京では仲間と一緒に喜びたい」。はじける笑顔で、駆け続ける。道下の挑戦はまだまだ終わらない。
◆道下 美里(みちした・みさと)1977年(昭52)1月19日生まれ、山口県下関市出身の43歳。小4で角膜の病気(膠様=こうよう=滴状角膜ジストロフィー)を患い、中2で右目の視力を失う。のちに左目も発症し、視力は0.01以下。26歳で陸上を始め、31歳でマラソンに転向。16年のリオデジャネイロ・パラリンピックで銀メダルを獲得。1メートル44、36キロ。
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