大坂なおみ「誇りに思う」 米女子プロサッカーチームの共同オーナーに就任

2021年01月29日 05:30

テニス

大坂なおみ「誇りに思う」 米女子プロサッカーチームの共同オーナーに就任
大坂なおみ Photo By スポニチ
 女子テニスで3度の4大大会制覇を誇る大坂なおみ(23=日清食品)がサッカー米女子プロリーグNWSL覇者カレッジに投資し、共同オーナーに就任することが28日に発表された。大坂はツイッターで「成長に投資してくれた女性たちのおかげで今の私がいる。彼女たちがいなければどこにいることか。人生を通じて仲間である女性アスリートから愛情を受けてきた。だからカレッジのオーナーになることができて誇りに思う」と熱く訴えた。
 経済誌フォーブスのスポーツ選手長者番付で昨年の女子1位になった大坂は、人種差別に反対する姿勢を明確にするなど社会問題への取り組みを深めてきた。女性アスリート支援にも関心を示し、今回の投資はリーグのコミッショナーから数チームの紹介を受けた大坂自らが選手の多様性や実績から米ノースカロライナ州を本拠地に「勇気」を意味するカレッジを選択。大坂は「全ての若い女性アスリートに刺激を与える素晴らしい女性たちへの投資」と訴え、競技の枠を超えてスポーツ界を引っ張っていく。

 ≪現役選手オーナー 本田圭佑らが有名≫現役アスリートがプロチームのオーナーとなった例としては、サッカー元日本代表MF本田圭佑が15~19年にオーストリア下部リーグのSVホルンをマネジメント会社を通じて実質的に経営していたのが有名。バスケットボールでは元日本代表の折茂武彦が11年にレラカムイ北海道の消滅を受けてレバンガ北海道を創設し、昨年に引退するまで選手兼オーナーとして奮闘した。海外では昨年7月にNFLチーフスのQBマホームズが、大リーグ・ロイヤルズのオーナーグループの一員に就任した。

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